熟成酒、割と癖のある日本酒。
僕はそういう認識があるお酒、竹泉です。
んーーっ・・・あくし?あさくし?what??
住所全然読めませんw
なんかクイズみたいですね。
正解は
「あさごし さんとうちょうやなせまち」
です。
(まぁ読めなかったのは僕くらいでしょう・・)
むかーしに試飲会で飲んだ事ありますが、購入したことはありません。
その時飲んだ感想が
「どひゃ~!クセ強いなぁ~!」
でしたのでそんなイメージの蔵元ですね。
その頃はまだ日本酒ビギナーで、まだまだ飲みやすさ重視でした。
今となればそんなお酒が美味しいと思えてしまいますw
「クセが旨いんじゃ~」と千鳥のノブの如し。みんなもそうだよね?
それでは参りましょう!
■スペックはこちら!
・価格 貰い物 (参考3300円/1800ml)
・酒米 (色んなサイトで色々あるので記載せず)
・精米歩合 60%
・度数 15%
・製造地 兵庫県産
・蔵元 田治米合名会社
・製造年月 12月
・開封日 1月
・酸度 ?
・酵母 協会7号
■香り
冷で。
色は無色ではなく、やや黄色。
熟成もそこまででは無さそうですね。
酸ありありと感じます。その中にもウッディーな香り。木を感じます。
ちょっと湿った土っぽさも感じられて山の中のお酒って感じです。
ここらで燗酒の方がよさそうな気配ムンムンですね。
■飲む
冷で。
やはり酸高めか?どっしりって感じではない。
ほんと森の中を歩いてるような感覚になってしまいます。
竹って字に引っ張られてるのかな?w
冗談さておき、ほんとそうなんです。
重厚な酸があって、でも軽さもあります。これは加水してるからだと思うんですが、無濾過生原酒なら相当なボディーのお酒になってそう!それも旨そうだなぁ~。
冷でも僕は好きです。
思ったよりライトですね。もっと「どしっ」と来るかと思えば飲みやすいです。
だから毎日の晩酌にめっちゃ良い。少しクセがある程度で飲みやすさと軽さがあるので毎日飲んでも飽きない設計です。
晩飯には割となんでも来い!って感じの守備範囲の広さがあります。
最後には極僅かに苦み、甘さも感じられてとても良い。
これだよな、酒って。
燗酒で
ぬる燗くらいですかね?
香りは酸も感じつつ、ほっこりした優しい香り。
飲めば酸を優しい甘みが包み込んで、温泉に浸かってる気分。
口いっぱいに旨味がじゅわ~っと広がりなんとも言えない心地よさ。
温度が下がるにつれて酸が目立ちます。
こりゃダラダラやっちゃうやつです。
冷でも燗でもやはり旨いですね。
まとめ
好みの分かれる酒質ですので日本酒ビギナーには良さが分かりづらいかもしれません。また嗜好品ですのでモダンな日本酒がお好きな方には不向きです。
ですが、一周回った方ならおすすめですね。
結局はこういうお酒が一番手が伸びるし、合わせる料理もいちいち考えなくてもOK
。
僕は好きですね。
「やっぱりここに帰ってくるよな」
そういう原点的なお酒。
竹泉のもっと熟成したやつ、もしくは無濾過生なんて飲んでみたくなりました。